バイアグラなどの勃起薬・ED治療薬を飲んだ場合、よくある副作用として頭痛が出てしまうことがあります。そんなバイアグラによる頭痛に対して頭痛薬を飲むのは問題ないのでしょうか?
実際のところ、バイアグラと頭痛薬を併用するというのは場合によってはかなり危険です。
頭痛薬と言ってもロキソニンやバファリン、イブ・ナロンエースなど様々なものがありますが、どれでも一緒です。
勃起薬との組み合わせがどうという話ではなく、そもそも頭痛薬を使わなくてはいけないような頭痛が勃起薬によって出ているということ自体が大きなリスクなのです。
頭痛薬との併用自体は基本的に問題なし
結論から言って、バイアグラと頭痛薬の併用は健康上では問題は無いと言われています。どうしても勃起薬を飲まなくてはいけない状況で頭痛が出るのが困るなら対策として頭痛薬を飲むのはアリです。
効果が出るタイミングも作用する時間もバイアグラと市販の頭痛薬ではほぼ同じです。なのでバイアグラと頭痛薬をそれぞれ飲むタイミングは同時がベストです。
しかし、頭痛が出るというのは普通の状態ではないです。頭痛薬は痛みを軽減しているうちに頭痛が収まるのを待つだけの薬です。
頭痛が出るような状態に身体が晒されていることには変わりがないというわけです。
頭痛が出るならバイアグラを無理に使う必要は無い
勃起不全の解消の方法はバイアグラなどの勃起薬だけではありません。頭痛が出るなら無理して使う必要なんか無いのです。
私は「精力剤・精力サプリ」と呼ばれる健康食品によって勃起不全を解消しています。健康食品なので勃起薬のような副作用は皆無です。
確かにバイアグラなどの勃起薬は「薬」というだけあって即効性があります。その分「対症療法」的な位置づけになるので、根本的な解決を目指すのではなくその場しのぎです。
なんの副作用も出ない薬なのであればその場しのぎを重ねていくだけでも楽しい性生活が過ごせると思いますが、バイアグラだけに限らずレビトラやシアリスについても多かれ少なかれ頭痛のリスクがあり、頭痛になるということは突然死のリスクにもつながっているということを心得ておきましょう。
出来れば副作用が出るようなものに頼るのではなく、体質改善によって底力をあげてしっかりとペニスを勃起させて最後までその状態を維持するということを第一に検討した方がリスクが少なくていいのではないかと思っています。
バイアグラによって頭痛が出る仕組み
そもそもなぜバイアグラのような勃起薬を飲んだ時に副作用として頭痛が起きやすいのかというと、バイアグラは血管を拡張させる作用のある薬だからです。
勃起するにはペニスの内部にある海綿体に血液が流れ込んでいくことで硬くて大きな勃起状態のペニスになります。バイアグラなどはその海綿体の血管を無理やり拡張して勃起状態を維持するのです。
しかし、海綿体の血管のみをピンポイントで拡張させることが出来るわけではありません。
どうしても身体の他の部分の血管も拡張してしまいます。例えばそれがデリケートな脳の血管であったとしても。
シアリスやレビトラでも同じ
バイアグラじゃなければ頭痛にならないという内容が書かれたサイトも散見されますが、それは間違いです。
シアリスやレビトラも同じ仕組みで勃起を持続させる薬なので同じように頭痛の副作用が出る可能性はあり、血管を拡張させることで頭痛が起きるのであれば突然死のリスクもあります。
頭痛薬を使えば痛くなくなるから大丈夫!という考え方は結構危ないので、勃起薬と頭痛薬の組み合わせに頼らない方法を検討していく必要があるでしょう。
まとめ
バイアグラはもちろんですが、レビトラ・シアリスなどの勃起薬と頭痛薬の併用はそれ自体に特に問題はありません。
しかし、勃起薬は血管を拡張させることで強力な勃起状態を維持する薬です。それを飲んで頭痛が出るということは脳の大事な血管に負担がかかっている状態ですので、頭痛薬を使ったとしてもリスクがあることに変わりはありません。
その場しのぎの勃起薬を使うよりも精力剤や精力回復サプリを飲んで根本的な体質改善を目指すようにしましょう。